ISO方式の分析は発がん性の視点から

2019/05/23 ブログ
ISO方式の分析は発がん性の視点から

ISO方式の分析は発がん性の視点から

 

国際標準化機構(ISO)は、建材に含まれるアスベストの検出方法を2011年に審議している。

当時、ISO関係者は、日本工業規格(JIS)による検出方法は欠陥があると指摘しており、現在もアスベストの有無を見分ける方法として採用していない。

 

JIS(現JIS A 1481-2,3)が採用している検査方法は「エックス線回析法」と呼ばれる。

これは、アスベストのもととなる鉱物を結晶の構造で見分ける方法である。

これに対し、アスベストの検出方法の標準化したISO(現JIS A 1481-1)は、発がん性の視点から、鉱物が細くて長い繊維状になっている「アスベスト様形態」であることがアスベストの有無を見分ける判断要件としている。

 

2011年の9月にあったISOのワーキンググループの議事録によると、エックス線回析法について「アスベスト様形態であるかどうか特定できない」と指摘し、不適格と結論付けた。

関係者の話では、エックス線回析法ではアスベストの有無を誤って判定したり、低濃度のアスベストを検出しなかったりするケースがあったという。

 

このようにJISによる検出方法(現JIS A 1481-2,3)の欠陥が指摘されている。

ISOは、アスベストの形態や工学的な性質を顕微鏡で見分けるという欧米で普及している検査方法(現JIS A 1481-1)を承認している。

 

 

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