東京高裁アスベスト飛散事件
2019/06/18
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東京高裁アスベスト飛散事件
東京高裁は2018年の10日に、同高裁や東京地裁などが入る東京都千代田区の合同庁舎(地上19階、地下3階建て)の来庁者用エレベーター19基のうち18基を、アスベストが飛散している可能性があるとして運転を停止した。
エレベーター数約60万台、そのうち約10万台がエレベーターシャフト内にアスベストが使用されていると推測される。
エレベーター利用者は非常に多く、庁舎には多い日で1日約1万人も訪れるほどだ。
利用者には高齢者も多くエレベーターが使えないことは非常に不便だが、健康にとって代わるものはない。
利便性を犠牲にしても再検査をし、安全安心の環境を提供することに徹するのが原則だろう。実は緊急に対応が必要とされているのは、2万台とも言われている。
アスベストは飛散しやすい有害物質であるため、メンテナンスを行う際にも注意が必要な建材だ。
まずはこうしたアスベスト発見において、非常に重要となるのがアスベスト分析である。
そもそもアスベスト存在の有無を誤ってしまうと、これからもアスベスト建材が使われた建物を使い続けることとなる。
そして日本独自のアスベスト分析は正確性が乏しいことは国際的に指摘されている。
世界標準であるISO分析での再分析の必要性が高まっている。
株式会社トライフォースコーポレーション
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