中皮腫死者95年の3倍

2019/10/21 ブログ
中皮腫死者95年の3倍

中皮腫死者95年の3倍  毎日新聞2019/9/3

 

石綿は耐火性や断熱性に優れ、安価で手に入るため、1950年代から普及し、かつては「奇跡の鉱物」と呼ばれた。

しかし、大量に吸い込むと平均40年の潜伏期間を経て治療が困難な中皮腫や肺がんを発症する可能性があることがわかった。

その恐ろしさは、自覚症状がないまま発症することから「静かな時限爆弾」と言われているほどだ。

石綿は国内外で広く使われていたため、各国での使用が順次禁止されていき、日本は2006年に原則全面禁止とした。

しかし、建物の建材として大量に使われていたため、その被害はまだ尾を引いており、石綿を含む建物の解体のピークは2028年と予想されているほど、長期的な問題となっている。

厚生労働省の人口動態統計によると、中皮腫による死者が2017年は1555人で、これは1995年の3倍以上に増えており、2020年代後半に発症のピークが来ると指摘されている。

さらに、肺がん死者の統計はないものの、少なくとも中皮腫の2倍以上との推計がある。

使用が全面的に禁止され、今はこれ以上被害を出さないために、石綿を含む建物を安全に解体するフェーズに突入している。

そのためには、石綿の有無を分析する正確性、解体業者や一般の方への危険性の認知などが求められている。

 

株式会社トライフォースコーポレーション

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