アスベストの宝石2:ネフライト
2020/08/11
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アスベストの宝石2:ネフライト
アスベストの元となる鉱物が細長細に1:3の繊維状になるとアスベストと定義される。
繊維状にならなかった同じ鉱物が珪酸や鉄分と化合してパワーストーンとなり、古来より重宝され、愛用されてきた。その例をご紹介します。
ネフライトは、透閃石(トレモライト)-緑閃石(アクチノライト)系角閃石の緻密な集合である。翡翠の軟玉ともいう。
画像引用元:https://omajinai-navi.jp/about-nephrite/
ネフライトは、腎臓を意味する「Nephros」に由来している。
古くインディオたちが、治療目的で腰につけていた"温石"が、腎臓の形を思わせたところから由来するといわれている。
中国での歴史は2000年以上と長く、装飾品などに彫刻され、「人生の成功と繁栄」の象徴する最高の宝石として愛好された。
ニュージーランドでも歴史は長く、神聖な儀式で用いられたと言われている。
日本でも採れる地域があり、深く綺麗な緑色のネフライトは神聖な石として、世界中で特別な石として崇められてきたのである。
アスベストと言うと、中皮腫や肺がんを引き起こす素材として危険なイメージが浸透してしまった。
しかし、パワーストーンのように、形を変えて私たちの生活に寄り添っているものでもあるのだ。
株式会社トライフォースコーポレーション
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