大手ゼネコンにアスベスト隠ぺい疑惑か?
2021/01/20
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大手ゼネコンにアスベスト隠ぺい疑惑か?
アスベストは建材として利用することが禁止されている。
しかし、大手ゼネコンの一角である建設会社にアスベスト隠ぺいの疑惑が浮かび上がったことがニュースとなった。
また同社で、コロナのクラスター発生により社員が死去したことを隠蔽していたのではないか?という疑惑もあると報じられた。
これらが事実なら規則違反であり、人命に関わる重要な問題である。
アスベストに関しては、1部署で隠蔽が出来ないように、ゼネコン本社の品質管理部の組織的なアスベスト管理一元化が必須である。
その先進的な例として、エクセレントなハウスメーカーやマンションなどの大規模修繕工事会社のリーダーカンパニーではすでに社内に、全社に対してアスベスト管理をする組織がある。指定された分析専門会社のサービスを利用し、現場の都合で個々の分析会社には分析依頼できない。このため、基本的に隠蔽ができないような組織管理がなされている。
火のない所に煙は立たない。
アスベストの有無を調べるアスベスト分析から解体作業まで、ずさんな管理で問題が起きていることは今に始まった話ではない。
アスベスト被害は過去のものではなく現在進行形の問題として、特に建設や解体に携わる関係者は危機意識を高めるべきだと思わざるを得ない。
株式会社トライフォースコーポレーション
Tel : 03-6206-88595 Fax : 03-3252-2313
URL : https://asbestoslab.jp/