エレベーター昇降路、機械室の耐火被覆材について

2021/02/25 ブログ

エレベーター昇降路、機械室の耐火被覆材について

 

「東京高裁アスベスト飛散事件」のブログで、「エレベーター数約60万台、そのうち約10万台がエレベーターシャフト内にアスベストが使用されていると推測される。また、緊急に対応が必要とされているのは、2万台とも言われている。」と述べた。

昨年11月の毎日新聞の記事で「アスベスト死は年2万人越」との報道があり、ふたたびアスベスト問題が注目されつつある。

 

エレベーターメンテナンス業者の方にアスベスト分析の状況を伺うと、「機械室、昇降路のアスベスト分析はとっくの昔にしているよ」と言う。

いつ分析をしましたかと伺うと立派にビル管理されているところほど、「2014年以前」とのことだった。

「2014年以前」の分析は旧JIS法(現JIS A 1481-2,3)で法的には問題ないのだが、国際的に信頼のあるJIS A 1481-1で再分析をされることを強く推奨している。

 

特にアスベストの問題は健康に関することであるため、分析の甘い日本独自の方法ではなく、国際的に信頼されているISO17025試験所に依頼するのが最適だ。

まずは、アスベスト分析を国際水準に合わせることが必要である。

 

 

株式会社トライフォースコーポレーション

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URL : https://asbestoslab.jp/