アスベスト管理は会社全体での管理、一元化が必須
2021/06/08
ブログ
アスベスト管理は会社全体での管理、一元化が必須
アスベスト分析の重要性や日本独自の分析法の懸念点などは、これまでにブログで解説してきたとおりである。
もう少し大枠で問題を捉えてみると、建設業者・解体業者が分析事業を兼業できるところに問題があることがわかる。
つまり、分析を兼業してしまうことによって利益相反が生まれ、分析結果を自社の都合のいいようにまとめても取り締まることができない現状が問題となっている。
アメリカでは、この問題に対処するために利益相反の排除が徹底されており、兼業が禁止されている。
対して、日本ではそもそも分析精度が悪いことや、防塵マスクを着用していないなどの初歩的なミスも指摘されているほど、アスベスト対策に関しては海外に遅れをとっている。
近年はニュースにもなっているように、企業の管理責任が問われる訴訟が全国で争われているのを聞いたことがある人も多いだろう。
企業の管理責任が問われているということは、信頼のおける企業に一元管理を任せることができれば解決の糸口が見えてくると言える。
これ以上の被害を抑えたいのであれば、アスベスト管理は会社全体での管理、一元化が必須だろう。
株式会社トライフォースコーポレーション
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