60 建物解体で住民が対策の徹底を要望
2021/09/17
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60 建物解体で住民が対策の徹底を要望
大阪府守口警察署旧庁舎の解体をめぐり、住民がアスベスト調査・対策の徹底を求めている。築48年になる旧庁舎は解体され、跡地は商業施設となる予定という。府は解体スケジュールや作業手順、安全対策などについて説明した。
この解体作業に対して住民は不安を抱えており、徹底した対策を要望している。というのも、隣接する市役所旧庁舎の解体で、吹き付けアスベスト10カ所を含む計167カ所におよぶ調査ミスや不適正作業が相次いだことがあったからだ。
市役所旧庁舎解体時には行政や事業者が「専門家ですから」「プロですから」と散々言ったにもかかわらず、多数の調査ミスや不適正作業が発覚したという。
府はアスベスト除去工事の際に施工監理者が現場に常駐させると表明したが住民の不安は拭えない。説明会で住民は「前回と同じなんですよね」と指摘し、「どれだけ安全にしていただくか。そこが重要です。」と強調した。
2020年7月には愛媛県警が「発注ミス」で松山東警察署の官舎をアスベスト対策なしに違法解体させていたことが発覚するなど、警察署の解体であっても安心できない状況だ。適切なアスベスト対策がされるのかが正念場である。
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