完全な分析で石綿疾患リスクの回避
2022/04/07
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完全な分析で石綿疾患リスクの回避
アスベストは、人の髪の毛の直径よりも非常に細く、肉眼では見ることができない極めて細い繊維からなっています。そのため、飛散すると空気中に浮遊しやすく、吸入されて人の肺胞に沈着しやすい特徴があります。この体内に滞留したアスベストが要因となって、肺がんや中皮腫などの病気を引き起こすことがわかっています。
厚生労働省の人口動態統計によると、2017年の中皮腫による死者は1555人、肺がんの死者は少なくとも年間約3000人と推定されており、合計約4500人もの人がアスベスト関連で命を落としている計算となるほど深刻な状況です(参考:2018年の交通事故の死者数は3532人)。
アスベストに関連する被害を減らすには、正確なアスベスト分析が必要です。そのためには日本独自の分析法ではなく、国際水準の分析法を採用することが望ましく、それによる分析コストを抑えることも同時に重要となってきます。
アスベストによる健康リスクを避けるために、大切なのは適切な計量機関の選択です。計量機関の測定が不正確だと、その先に起こるリスクを招いてしまうかもしれないからです。分析機関の選択は経営者や技術者の良心にかかっています。関わる人々の健康を守るために、安心安全を届ける適切な判断が求められています。
株式会社トライフォースコーポレーション
Tel : 03-6206-88595 Fax : 03-3252-2313
URL : https://asbestoslab.jp/