アスベストは、耐熱・対磨耗性にすぐれており、安価で加工しやすいことから、以前は多くの建物で建材として使われていました。 健康被害が出ると判明してからは使用・輸入・加工が禁止されていますが、まだアスベストが使われている建物は存在するので注意が必要です。
アスベストは主に建物の断熱材、吹付け材、スレート材等として使用されており、建物の解体時などに飛散するアスベストの粉塵を吸い込むことが健康被害に繋がります。
こちらでは建物の解体をするときに必要なアスベスト調査の流れや、業者にアスベストの分析を依頼する際の費用相場についてご紹介します。
アスベスト調査の流れ

ほとんどの建物の解体、改修前にはアスベストの調査が必要です。では、アスベスト調査はどのような流れで行われるのでしょうか。こちらではアスベスト調査の流れを解説いたします。
1.第1次スクリーニング
これは、事前調査と言われる調査です。建物の設計図や工法などを確認しながら、アスベストが使われているかどうかを確認します。改修の場合、アスベストの疑いで調査を依頼される方も少なくありません。もし、ここでアスベストが使われていることが確定した場合、除去のための工事に進みます。
2.第2次スクリーニング
第1次スクリーニングで判断できないときは現場に行き、目視でアスベスト使用の有無の確認をします。第1次、第2次スクリーニングを両方行い、判断することが多いです。
3.採取と分析
現場でアスベスト使用が疑われた場所の建材を採取し、専門的に分析します。その際には、含有の有無を調べる定性分析、どのぐらい含有しているか調べる定量分析が行われます。この調査には、業者によって様々なサービスやオプションがあるので、希望に合った分析をしてくれる業者を選ぶことが大切です。
4.報告
分析結果を書面にて報告します。ここまですべて専門業者によって行われます。この結果報告書はアスベスト含有の報告となる重要書類なので、大切に保管しましょう。
以上がアスベスト調査です。もちろん自分で調査することも不可能ではありませんが、分析まで行うことはできません。そのため、すべて専門業者に依頼したほうがよいでしょう。もしアスベスト含有が認められた場合、工事の手順も変わってきます。そのため、解体工事を行う際にはあらかじめアスベスト対策についても考えておくことが必要です。
アスベストの粒子は非常に小さく飛散しやすいという特徴があります。人の肺に入り込むと数十年という長い潜伏期間を経て中皮腫や肺がんなどの病気を引き起こすおそれがあります。アスベスト(石綿)を使用した建物をそのまま解体すると、作業者はもちろん、周辺住民にも被害が及ぶ可能性があるため、しっかりと安全対策を行いましょう。
アスベスト分析は、アスベストラボ(株式会社トライフォースコーポレーション)にお任せください。クロソタイル、アモサイト、クロシドライト、トレモライト、アクチノライト、アンソフィライトの全6種類に対応しております。検体を受領し、航空便で米国へ発送いたします。メールにて分析結果を受信したら必要な報告書を作成して、結果を報告いたします。まずは、お気軽にお問い合わせください。
アスベスト専門業者に依頼した場合の費用相場

アスベスト専門業者に依頼した場合、費用の相場はどれくらいなのでしょうか。業者によって、専門性や費用は違います。多少高額でも様々なサービスがある業者もあれば、スピーディーに報告をする業者など様々です。もちろん予算も大切ですが、費用だけで選ぶのではなく、そこにある付加価値も考えましょう。
こちらでは、アスベスト調査費用の相場をご紹介します。
事前調査
いわゆる第1次スクリーニング、第2次スクリーニングと言われる調査です。図面調査であれば2万~3万円で、現場調査であれば2万~6万円が相場となっています。
分析費用
定性分析のみであれば1サンプルあたり2万円〜3万円、定性分析・定量分析両方行うのであれば1サンプルあたり3万円〜4万円が相場です。
費用相場を高いと感じるか安いと感じるかには個人差がありますが、最低でも調査・分析で5万円は必要になってくる見込みです。調査費用がもったいない、と思う方もいるでしょう。しかし、アスベスト問題は健康被害に直結するので、不安を抱えながらの工事はおすすめできません。正確な情報を得て安心することも大切です。
業者によって費用は違いますので、自分たちの予算や内容に合った業者を探して依頼することをおすすめします。そのためにも、費用の相場を知っておくことはとても大切です。
アスベスト分析はお任せ!お安い費用で調査
こちらでは、アスベスト調査の流れと、調査・分析に関わる費用についてご紹介しました。アスベストの健康被害は思っている以上に重大なものです。未然に防ぐことが大切であり、調査も義務になっています。分析結果をスピーディーに出せる専門業者を探すのがおすすめです。
アスベスト(石綿)は非常に危険性の高い物質です
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